■僕等がいた05・・・s山田由香c&d&g今泉賢一/おまけコーナーd大地丙太郎gそーとめこういちろう

2話遅れ。
あー、癒される。今時、あまり無いような可愛らしい話で癒されるんだけど、来るところまで来ちゃった「現代」の作品としては、行くところまで行く展開が想定されて、なんだか先が見たくない気がしてきた・・・・・


告白されてキスした翌日の話。相手にどんな態度で接していいのか非常に迷うところ。ひょっとしたら前日の展開は何かの間違い、又は心がうつって、今日は冷たく拒絶されるんじゃないかなとか。
この回は、七美ちゃんの思い惑う様を、この作品らしくギャグを折り込みつつ、ほのぼのと描き、非常に微笑ましい。


一方、そんな七美ちゃんと対照的に、手慣れて七美ちゃんをリードするヤノくんの様子は、なんかムカついたかも。
映画に誘う手管とか、映画館で手を握る準備とか、あんた手慣れすぎ。というか、ウチの娘に変なことしたら許さないからねとか、そんな気分。
・・・・・・・・ということで、自分が、明確にターゲット外の存在であることを思い知らされるのでした。


◆◆以下メモ◆◆
・ヤノに、委員会の時間とか打ち上げの日時の復唱をさせられて、その中に紛れて映画の誘いを受ける。
「こっちは朝から、ドキドキし通しなのに、なんでそんなに余裕なのさ。・・・可愛い笑顔なんか見せるな。・・・・ほっとしたらやっと眠気が襲ってきた・・・・ねえ、今日やっとヤノが笑いかけてくれたよ。・・・嘘じゃないね。・・間違いじゃないね。昨日のことは」


・ヤノくんが、「・・・・うちは金せびんのが親孝行」とかいってんのが、偽悪なんでしょうが、更に(ワタシは)反感を募らせる・・・・


・七美ちゃんをやっかむ女の子の悪口。
「まじ?めちゃめちゃ女の趣味悪くない?」
「ブスじゃん。」
「ぶすのくせにさぁ、むかつくな」
この辺りに重点を置いた話が個人的にみたい。


・この辺り↓がヤノくんの免罪符。
「決めた・・・クリスマスプレゼント。約束ちょうだい。・・・・・・絶対オレから離れないって。・・・・・・・絶対、ぜったいぜったい、オレのこと・・・裏切らないって。」
「正直言うと、オレもう、誰かと付き合うなんて、二度とないって思っていた。」


・しかし、そのセリフに続くこれ↓はどうなんだろう。逆説としてとるのがいいのかな。ワタシ的には、ちょっと引く気がしたのだけど。
「アイツは好きな男と一緒に死んだんだ。・・・絶対同情なんかしねえ。」