■桜蘭高校ホスト部15軽井沢さわやかバトルs榎戸洋司c石平信司d中村里美g本橋秀之

自然体で配置された双子のホモ成分が若干気になったけど、こういう、バカなだけの話は大好き。人情ドラマ的オチはなく、ひたすらバカ騒ぎをするだけの潔さ。
ホモ成分にしても、「ホモを演じている」というメタ的視点が入ってくるから、少し安心できるかしら。(と思ったら、安心できないことに気がついた・・・・後述)


話は、夏休みに、ハルヒさんが、父親の知人のオカマが経営する軽井沢のペンションでバイト。
そこに押しかけて来たホスト部の一同が、ハルヒと同宿する為、唯一残された客室を巡って争うのでした。ペンションの仕事をしながら如何にサワヤカかを競う「さわやか合戦」をするとゆー、アホな話。判定役の、おかま主人が屋根で踊り狂っていたり、もうなんというか、すがすがしいよ。


◆◆以下メモ◆◆
ホスト部電話会議。肖像画から声が出る・・・・


・上半身ハダカで、同じベットに眠る兄弟がいったいどこの世界に。ぴったり膚を寄せたりしていて、暑苦しくないのか。ていうか、ワタシの分からない世界ですね・・・・・。


・ナゼ、環先輩は、わざわざ、おとうさんに立候補するのだろう。
「では、オレも、おとうさん!という、おともだちカテゴリーで」
「そんなお友達カテゴリーはありません」


・環先輩による柵の補修が無惨な状態に。
「・・さわやかであることに必死すぎて、仕事が完全に疎かに・・・・頭悪いのかな」容赦ないハルヒさん。この素っ気なさが癒されるなー


・ピアノで形勢逆転の環先輩。しかし、たまたま二階のベランダから落ちてきた花瓶を、ハルヒを護ってよけた双子の一人が怪我をし、兄弟かばい合っている情景。それを見たオカマ主人の判定で、サワヤカ勝負は、双子勝利。・・・・というか、コレはさわやかなのか?


・その直後、双子のそのいたわり合いが演技だった旨、ニヤリと邪悪に歪む表情をハルヒさんは目撃。
・しかし、実は演技じゃなかったとゆーことを、演出的には、当事者の双子の震えで表現していたりするが・・・・・・兄弟で手を握り合ったりしていて、カンベンして欲しいと、ワタシは若干おもったのでした。


・というか、この回、他にも双子の絆がらみのエピソードが幾つかあり、双子の内面描写がメインであることに気がついたけど・・・・やっぱり、ワタシは理解できないや。カンベンしてください。


・環先輩作、「ホスト部夏合宿のしおり」・・・・・「ほんとに暇なんですね。」
ハルヒは、合宿中。オレを先輩扱いしないこと。・・お約束第1条だよ。」
「はあ。」


・双子のツッコミ。
「なにこれ、お約束第五条。朝六時起床とかかいてあるじゃん。」
「キョウヤ先輩や、ハニー先輩はまもってんの?これ?」
魔王の目と怪獣の目に怯え泣く環先輩はおもしろかった。


ハルヒの昔の知り合いらしい青果店のバイトの兄ちゃんとの出会いにショックを受ける双子と、環先輩・・・・。