■BLOOD+31崩れゆく楯s吉田玲子cヤマトナオミチd黒田幸生g野本正幸

コリンズ先生の分かり易すぎる裏切り。初代ジョエルの生物進化への常軌を逸した情熱は、このおっさんに受け継がれたのでした。ただし、学問的名声を得たいという、俗っぽい欲望が背景にあるように、キーワードがちりばめられているけど。
コリンズ先生は、忠実で優秀な教え子だからか、研究を一人で握っているからか、ジュリアさんだけを連れて赤い楯の船を逃走。船の在処をディーバ陣営に教えます。ディーバ陣営は攻撃の準備。


一方、カイは相変わらず、ふてていて、散歩に誘ったサヤとかリクに気を遣わせていて最低。これは何なんでしょう、自分が役に立たないことを気に病んでいるのか。(このダメさ加減を味わうのがカイというキャラクターなのだという気がしてきたけど・・・・)
リクの、兄への気の使いようを見ていると泣けてくる・・・出来た弟だ。
・・・・・・・あー、でも、露骨に不吉な三人写真とってるよ。三人でキャッチボールしたりして。
ディーバ先生が「あの子が欲しい」といっているし、ちょこまかとカイ兄ちゃんの世話を焼いている様を見ていると、いなくなってあらためて実感して泣く喪失展開の気が・・・・なんか異形のものになっちゃうとか。


◆◆以下メモ◆
・人形の首を絞めて遊んでいるディーバ先生が、素敵だ。
「その子もういらない。気にいらなーい」
「あのね・・欲しいものが出来たの。」「あの子」「そう、あの子が・・・欲しいの」


・ソロモンが、サヤを殺したくないとの理由で、赤い楯の襲撃計画について、デビッドおじさまにリーク。
・ラスト、総攻撃に備える赤い楯の船。リークされた予定より早く、ディーバ先生が、気まぐれで、カールと、船を襲撃。
「あの子はどこ?」


・コリンズ先生の、アルジャーノがセッティングしたアンシェルとの面会。ディーバが行方不明になった知らせを聞いたアンシェルがキャンセル。なんか意味が出て来るのかな。