■BLOOD+29呪われた血s横手美智子c玉川達文松本淳誉田昌子d誉田昌子g小谷杏子

・・・あんまり予想どおりの展開で困った。イレーヌ、退場早すぎ。前回、さんざんカイ兄ちゃんをダメだといったけど、イレーヌのエピソードを、もーーーーっと、長く引っ張った末での、前回のような、イレーヌへのこだわりだったら、納得できるんだけどな。


ところで、サヤ先生がイレーヌに血を与える為に、自分の手のひらに刀をあててすーっと切れ目を入れるところとか、ひぃーってカンジで、カンベンしてほしい。さらに、イレーヌがのたうち回って、目が白くなり消えていき、ごとりと首が落ちるところとか、お子供様にとっては、トラウマでは・・・・・・・なんと容赦ない。


「あたし、カイの力になりたいの。なんだってする。」とマオさんに言われても「うっせい」としか言葉はないよ、うん。ツラすぎるよカイ。カイ自身が役立たず状態で、しかも前回は自分のせいでイレーヌを殺したと気にやんでいるんだもん。
サヤ先生も、自分のせいでまた人が死んだとクヨクヨしてます。


◆◆以下メモ。◆
・シフ達は、自分たちがディーバ先生の血で作られたことは分かっていた模様。サヤを追っていたのは、瀕死の博士にだまされた為らしい。
・こんどは、生き延びるのはどうでもいいから、ディーバ先生にせめて一太刀とばかりに、去っていきました。せっかく、吸血鬼らしい立ち位置のキャラクター達だったのに、あんまりドラマをつくらずに、このまま当面舞台からきえさるのかしら・・・・・。


・「僕たちは限りあるモノ。あらかじめ定められた命を生きるモノだ。やっと、それが、わかった。」とキラくんがイレーヌの死を直視して述べています。一番理性派です。


・シフ達が「ギルベド」を脱走するときの博士のセリフの回想。
「思考し、自走する兵器。何のメンテナンスもいらない。時期が来れば、かってに死んでくれる。最高に経済的な戦争の道具だよ。おまえらは。」・・・・・・・・いや、不経済だとおもうんですけど。教育とか、最低限の理性を持つ存在として育て上げ、戦闘術の教練して育てたとおもったら、あっという間に粉々になって死んじゃったんじゃたまらないような・・・・・・・


・コリンズ先生は、早速裏切りみたいです。アルジャーノが、アンシェルに会う手はずを整えたと述べています。。
また、アルジャーノは、コレまで仕えていたソロモンを裏切り、手みやげをもってアンシェル派に乗り換えたようですね。
「デルタ計画は、副作用のゾーントロピーがあるかぎりリスクが大きすぎます。発症したら、コンクリートに詰めて大西洋に沈めるだなんて、品がないじゃなですか。」
「それを解決する鍵が、コリンズ博士のD塩基と、あなたの持つキルベドでの研究結果です。」
「どうなるかは、あなたのこころひとつ。」
「それではご連絡お待ちしています。」


・マオさんのドスの効いた声がいい。
「こたえてよ。でなきゃ、この写真パリ中にばらまいて叫んでやる。」「やるからね。なめんな。」


・パリの石畳の歩道で遠景から、ハジ、サヤ、リクで、ゆっくり、手前に歩いてくる画面。リクの動きが異様で爆笑してしまった。