■BLOOD+26サヤに従うものs砂山蔵澄c&d高橋順g小村方宏治

弟くん、リクが、以前と違う何モノかになってしまい、もはや取り返しが付かないことを、趣味悪く、哀切込めて・・・・描いてはくれないか。
(ワタクシはイジワルなので)キングのペットセマタリーみたいな展開を希望していたけど、性質が凶暴になったり、違う論理に従うイキモノみたいに見えたりせず、この回では、血を渇望する描写がある程度。
まったく見知らぬヒトにかぶりついたり、床に広がった死体の血をすすったり、渇望の上に絶望があるみたいな、そんな描写があると引き締まったろうにと感じてしまうワタシは、どっかに大切なモノを忘れてきたんでしょう。
リクに、兄が自分の血を吸わせる美しき兄弟愛・・・・まあ、定番ですね。(ワタシのココロは、こういうの、けっ、とか思ってしまう,ドス黒い成分でできてます。)


しかし、ディーバが噛みつくと死んじゃうけど、シュバリエであるリクがかぶりつくと死なないってのは、何か違いがあるのかしら。


リクは、ディーバさんの牙に毒があって、それで死んだのかも。
しかし、仮に、失血による死だと想定してみる。(面白いから)
考えてみるに、血を吸うという行為は、いかな吸血鬼といえども、牙が血の吸飲器官になっているなんてことはないだろうから、牙で動脈を裂き、そこから噴出する血をノドに一気に流し込むってカンジのような気がする。(してみると、噴出する血を上手く口の中から溢れないように、一気にのどに流し込むという超高度なテクニックがいるのでしょう。そして、きっと、噴出による喉ごしを楽しむにちがいない・・・・)
ディーバ先生は手練れだから、動脈を一撃で狙い、血管を裂き、一気に血流をのどに流し込み、死亡に十分な血を確保するけど、弟くんは、初心者だったので、あまり上手く血管を裂けなかった・・・・と思ったけどどうでしょう。


◆◆以下メモ。◆
・冒頭、クマの縫いぐるみを引き裂いているディーバ先生にシビレタ。これが、ウミちゃんばりに、股裂きだったら完璧だったんですが。
・なんとなく、ディーバ先生と呼んでいるけど、ディーバって、通称じゃなく、名前なんでしょうか。というか、最近の展開をみると名前か。


・不健康なファンタジックチルドレンみたいなシフ達は、なんか登場するたびに人数が減っていって不憫。・・・サヤ達を狙うのも、4人のシュバリエに囲まれたディーバを狙うよりも成功率が高そうだからなんて、身につまされるようなことを・・・・。


・この回もそうだけど、このシリーズ、刃物で惨殺というのが多くて、うう、生理的にカンベン。