■おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜04イケメンになったらイイナ!s平野靖士c熱海西郎d鍬井ヒロシg梶浦紳一郎田中保

冒頭のバクくんの屋台、演歌風背景音楽からはじまって、奏さんの男関係をメインテーマに、心配する父親、ダジャレの大増量と、前々から思っていたけど、非常にセンスがオヤジっぽくて素晴らしい。
森脇真琴監督って、なんかヒゲはやしたむさいおっさんなんてことは・・・・・・ないですよね。これは、少女漫画家の高橋真琴さんからの連想かしら。
この回は、大ベテランの平野さんの功績が大きい気がする。平野さんの回はアベレージが高い。


さて、そんな調子で、開いた奏さんの夢の扉は「僕らは奏ちゃんの下僕、奏ちゃんの願いだったら何でもかなえて上げるよ!」と言うハンサムさんに祭り上げられる世界・・・・・なんちゅう赤裸々な、日曜朝9時。面白すぎます。
歌ちゃんやミキまで「コレはコレで楽しいかも。」「イケメン祭りでらぶよんごー(意味不明)」なんて、喜んでます・・・・・・この乾いた身も蓋もなさが、実に、味わい深い。さすがマイメロ


あと、そんなハンサムさんの大群の中に登場した今回の助っ人のゾウの王妃様、「なんだこの、おばハン」と軽くあしらわれて、大ショックを受けて真っ白に燃えつきる様、爆笑した。
真実を映す鏡に、自我の安定を託す王妃様「鏡よ、鏡よ、鏡さん、わたしはおばさんなの?」、なんか、カワイク感じてしまった俺は、弱っているかも。


◇以下メモ◇
・あー、奏さん、とっかえひっかえの、功利派の遊び人だ・・・・・敵だ。
・このネタならゾウの王様と絡ませたかったかも。


・マザコンボーイフレンド撃退の為の、お父さんの不気味なコーラス「かーさんがー、ママー。かーさんがー、ママー。かーさんがー、ママー。・・・」というのが、耳にのこってしまった・・・


・「やったぞなー、俺もいけめんぞなー、勝ち組ばんざいーい」やっぱバクくんはいいな。
・イケメン中年とか、イケメンじじいが出てきてイケメン地獄。入れ歯が飛んで、クロミにくっついたり、おでんに落ちたり。デタラメのインフレーション展開は大好き。