■舞-乙HIME22ホロビノウタs吉野弘幸c&d渡辺哲哉g椛島洋介

25分ものエンタテイメントのお手本だなー。巧みな構成で、シンプルな強弱をつけた物語は強力だ。次回への引きも強いし。
一回たりともつまらない回がないのがすごいかも。これで着地が、前シリーズみたいながっかりじゃないとイイナ。


さて、前回からの引きで、ウォン少佐のマシロ様捕獲作戦。
(いささか極端だけど)メリハリのきいた感情の起伏の物語に、忘れてかけていた伏線のロボ子ミユの乱入。
彼女が、段違いの戦闘能力で、キワメテ劣勢のアリカを救うカタルシスとか。
それに対して、ハルモニウムを発動させたニナをぶつけてさあ大変。
爆発のどさくさに、舞ねえちゃんと命さんらしきヒトが出てきて、なんだかもう、次回がとってもみたいじゃないですか。


◇以下メモ。
・冒頭のご老公はなんだっけ。アンナンの王
「当家の末娘の件はもうしわけなかった。まさか一族そろってシュバルツなどに・・」なんていってますが、・・・・ぐぐってみたら、エルスさんのおうちですか。
・アンナンは条約に基づきガルデローベを支援するそうです


あまちゃんのウォン少佐が、任務全うできないのは、ナギさんもわかっているだろうに。とりあえず、アリカとしゃべらせて、ドラマを作ってみました。
「あなたのことがすき・・だったと思う。だからわかるの。ニナちゃんセルゲイのこと!」
「わかっているさ。そんなことは。」
「リクツじゃないんだよ。ニナはおれの娘だ」


・陰険トモエさんは、完全に救いようがない悪役に描くと同時に、過去の陰険エピソードを洗いざらいしゃべらせて、憎々しさを煽っております。洗いざらいはカナリ余計かも。


・「保険が目をさましたぞ」・・・って、前回チエさんが、密かに見舞っていたのは、侍従のアオイさんでした。
・目を覚ました、アオイさんから歌の歌詞を聞き出し、「歌とつむぎ手と守り人」が全部そろったんだってさ。
・ナギの促しで、ニナは、ハルモニウムを発動。どういう訳か、アリカがウォン少佐と戦っているところにあらわれたりします。


・ロボ子ミウさん
「そんなものを生み出すためにレナセイヤーズの亡骸をもてあそんだのですか、あなた達は。」
「あの方の残された最優先指令です。あなた達を排除します」
ていってマス。そういう立場なんですね。


・猫のミコトが、マシロ様の手元にいたり、アルゴスの落城を眺めるナツキ学園長の車の上にいたり、みうさんを導いたり、神出鬼没なんですが、なんか意味があるんでしょうかね。


・淡々と、容赦なくアルゴスを滅ぼす、ミドリさんとか。