■練馬大根ブラザーズ07俺ので奏でて!訴えて!s浦沢義雄c尼野浩正d井草かほるg森川均

あー、なんか心の余裕があったせいかもしれないけど、唐突な訳の分からない不条理な会話と無茶な連想が冴え渡り、今までのウィークポイントだった終盤の定型展開を多少崩して、混乱の内に終わるという、割と理想に近い構成の回だったような気がした。
おもしろかった!


今回は、ヒデ兄ちゃんが、いとこは結婚できないと思いこみ、100万円で、結婚できるようにナゼか「憲法改正してあげる」と騙されるという、バカバカしいメインストーリーがあるがこれはどうでもいい。カラクリ刑事の意味不明な行動と、角浜弁護士の悲しい思い出の具象化と、子供時代の話で爆笑。


◇以下メモ。
・夜間の騒音のお返しにゴミに溢れる、ひでにいちゃんの大根畑。
「そのうえよ、防衛隊までどさくさに紛れて!」防衛隊ってなんだ!
・しかし、家が舞台状になっていて毎晩歌われたらたまったもんじゃないです・・・・・・・訴えられる筋合いありすぎデス。


・今回の悪徳商売人、角浜弁護士の落ち着きのなさがいいカンジ。今回の敵もキャラがたっているな。
・角浜弁護士のウクレレのテーマがとっても素敵。


・今回はカラクリ刑事が面白かった!
・パンダイコンをマジックハンドで連れて「さあ、なまぐさーいラーメンでも食しにいきましょ」・・・なまぐさいラーメンってナンスカ。


・カラクリ刑事「区民のみなさん・・・・」メロディアスな歌の歌詞のバカバカしさが、今回いい感じにはまった。さびの部分でラーメンをすすったり。
・カラクリ刑事がパンダの食べ残したナルトを、衝撃と共に見つめるのが、意味不明だったら、超ばかばかしい伏線?だった。


・カラクリ刑事、パンダを相手に独り言。こういう、訳の分からない小動物相手の独り言って面白くなる傾向があるかも。
「みうー」
「二人っきりになれるところにまいりましょ、お話がございますの」
「みぅ?」
「そんな、いやですわ、エッチなことなんて少しも考えてなど、ええ、それはわたくしも大人ですし、少しくらいは・・いいえ、今日はそういうお話じゃありませんことよ」


・角浜弁護士のウクレレ対抗で、3人はもの悲しい曲調の歌・・・・・・・・・・・ちょっと陰気くさいはないんじゃないの?


・もの悲しい音楽に誘われて、角浜弁護士の小学生の頃の悲しいエピソード・・・とうか変態エピソード。パターンを3回繰り返していて、これがオカシイ。
・「角浜くん給食費払ってないのにどうして給食たべてるの?」「机からはみ出している封筒はなあに?」「あー、私の給食費!」
・「いやぁー、私のブルマがない。」「あのー角浜くん?鞄からはみ出しているのはなあに?」「わたしのブルマー
・「みよちゃん、それでも僕みよちゃんのことが・・・」・・・・みよちゃんの縦笛を吹く角浜少年・・・
・・・・・・・・バカですばらしいよ!


・話のたたみ方。
・思い出が具象化。思い出が重すぎて船が沈没・・・・って。
・思い出に火がついて、船が炎上・・・・あー、もー、なんなんだ、すばらしいじゃないか。
・角浜弁護士の金を持って逃げ出した3人を追う、炎上した船に乗った角浜弁護士。


・一方、ボート池でパンダに大事な話?をしているカラクリ刑事。
「わたくしたちは〜、おわりーです〜。あなたとナルトがこいしいー・・・・」・・・・・どうやらナルトに恋をして、パンダに別れを告げるという、無意味な展開。すばらしい。


・で、池に角浜弁護士の炎上した船が突入。二つの無意味が、交錯して、訳の分からない混乱の内に船が沈没してうやむやに終了!
・個人的には、もっと状況をグタグタに崩壊させてほしいんだけど、まあいいや。