■ノエイン もうひとりの君へ15シャングリラs大野木寛c須永司d菊池康仁d助手酒井恵g高橋裕一

タツノオトシゴ状のシャングリラの侵攻物に囲まれるハルカ。これが窓の外に浮いていたらちょっと怖いかも。
ハルカとカラスは、ノエインに取り込まれて、ノエイン言うところの理想的な空間、シャングリラに導かれるのでした。
「私はノエイン。全てを認識するもの。」「ハルカ、ともにシャングリラへ。」「理想の時空へ」
「(シャングリラ)ここは争いも苦しみもない、静寂が覆う世界。この世界こそ理想なんだよ。」
「今、世界は、この理想の時空に統合されようとしているんだ。」
「キミが存在する時空、存在しない時空、様々な時空は無秩序に分岐拡大していた。まさにカオス。」
「無限の時空、それは無限の不幸なんだよ。だから私は時空を収束させた。それがラクリマとシャングリラ。」
「キミはどちらを選ぶのかい?」


迫られるハルカですが、「フクロウを殺したあなたは信用できない」といわれれば、その通りですよね。
無数の可能性の時空が分岐していく、この世界は健全ではないと主張するノエインさんですが、そうなのか。何がいかんのだろうか。
あー、もう、むずかしいなぁ
カラスは、ノエインにハルカの現在の世界に叩き落とされ、ハルカちゃんは、ウロボロスを発動してノエインに対抗している様子。


◇以下メモ。
・カラスとトビと、刑事と内田ちゃん達の出会いが、何らかの進展を起こすのか。
・函館郊外のなんでしょう、前々からちょくちょく時空のゆがみの現れるところとして描写されている、これは産業遺跡なのかな、その地下で、「イレギュラーな振動」「臨界域」「時空の接触域」「ウロボロス」を見つける四人。
ウロボロスは、「存在として確定できないもの」で、「量子的存在」なんですって。


・Aパート冒頭には、ハルカと父親のデート。って・・・こんな素直な関係ってあり得るのかと。
・11話で出てきた、マジックサークルプロジェクトを取り仕切る、IT企業の社長に、娘の安全で脅迫される黛博士。元々リーダーだったのを半年前にヤメテいるはずなんですが、なんか、ムリヤリ協力されるみたいですよ。