■舞-乙HIME20ニーナと呼ばないでs吉野弘幸c須永司d宅野誠起Cg平山貴章山元浩Mg大塚健

前回最後のカルデアから連絡というのは罠で、ミドリ頭領以下の不在の隙に、アルゴス皇帝は、アスワドの技術資料を強奪しようと計画。
一方、砂漠ムシに食われたアリカとマシロは、その腹の中で、お互いバカであったことが事態を悪化させたことを振り返り、自分こそがバカであるといい張り合い。前も書いたけど、この二人の精神年齢の低いバカな問答が味があっていいなあ。


アリカは、もう変身しないと言い張るけど、溶岩っぽい消化液の湧出でピンチに陥って変身。危機を脱して、なんかバカなりに、単純に吹っ切れたらしく清々としたカンジ。考えることを放棄し、変身して助かったという、現実追認的なダメな態度?
しかし、夜明け、アスワド岩窟の方をみると火の煙が。
急いで、アスワドの岩窟に戻ってみると、アルゴスのオトメが悪役然として、火の海にたっているのでした。彼女は、アスワドの技術資料を持って逃走。
このアルゴスのオトメさんが、「オトメの本懐」とか言っていて爆笑。浜口雄幸かよ。


アリカは、なんか鉄腕アトムみたいに背中に非難民を乗せて空飛んでいたりしますよ。同じ背中に乗せたりして飛んでいるカットが3回くりかえされて、やや斜め前方からみた飛んでるフォルムとか、両手に人を乗せていたりとか、マンガのアトム感が強くカンジられた気が。


◇以下メモ。
・ナツキ学園長の醜態の写真付き調書をもって、笑い転げるハルカさん。
・ナツキ学園長は、エアリーズ王のユキノさんに強力を要請するが、国内の意見がまとまらず、他の国家とのバランスを考えていまは協力できないと言うのでした。


・ウォン少佐は、動機付けの観点から当然だと思うけど、新たなオトメの原料を知らない模様。ただし、人が入っているってのは認識しているみたい。


・子供扱いするウォン少佐に子供っぽいニーナという呼び方はよしてよと言うニナ。ニナは、ウォン少佐に恋愛対象としてみてよと暗に要求しているけど、素知らぬふりをするウォン少佐。
・いままで断片的にシーンをちらちらみせていた、ニナとウォンさんとの出会いの全体がやっと描かれています。暗殺者として育てられていたのが、ウォンさんに助けられたエピソード。


・ナギの人材募集に反応する、シズルさんが好きな緑髪の陰湿な同級生トモエさん一派とか。
・緑髪のトモエさんは、シズルさんを、キスして押したおしてますが、ナンなんだ。
・先輩連中で、学園に唯一自由のまま残っている、チエ先輩も応募してますが、なんか展開があるのでしょう。


・ハルモニウムの前でナギがニナに語るのでした。
「ハルモニウムと呼ばれる前時代の科学の結晶だ。」
「この世界はヘンだ。ガルデローベが地球時代の科学を封じ、オトメという人柱が薄皮のような平和を保つ。おわりにしたいんだ、もう。・・・そして、取り戻したいんだ。人が最も輝いていた時代を」
・ニナが足を踏み入れると稼働を開始するハルモニウム。マコトさん想定の黒い影が「おまえ達がこのハルモニウムの力を望む者か」と語りかけるのでした・・・で次回。