■舞-乙HIME13茜色の空に…s吉野弘幸c&d渡辺哲哉Cg竹内浩志Mg市川敬三

あ〜、やってくれるね。あからさまにシンプルでストロングな物語。
茜さんに突きつけられた国家の重荷と責任は、放擲されて、すべてを王子様がかっさらっていきましたとさ。
これに呼応して、アリカは、ウォン少佐がどうやら好きであることを認識したという作劇ですか。


◇以下メモ。
・あ〜、やっと分かってきた(毎度ながら、遅いか)。
マシロ様の、この国は、発掘した地球時代の超技術を独占することによって、国家間で、飛び抜けた圧倒的な軍事的優位を保っているということですね。しかも、この超技術は通常の兵器を圧倒する能力がある。
この国は、この超技術を周辺各国へ供与することで、この国を除く国家間での、対等の軍事バランスを保つ様にしている世界秩序のカナメなんですね。
・そして、この国は、その圧倒的な軍事的優位を周辺の制圧には使わず、平和的な世界が築かれるように努力していると。
(すちゃらか王宮描写や学園描写ばかりですが、実は怖い国なんですね。)


・その超技術は、マテリアライズを始めとする技術で、オトメ達に発現し、そのために各国は競って、自国の子女たちを、超技術を供与する学園、ガルデローベへと入学させるということなのか。
・したがって、この国にとって、国家の存立基盤である、ガルデローベこそ国家の最重要組織であり、政治的な発言力も大きいと・・・・しかし、そのわりにはいい加減な組織だよなあ。まあいいか。


・また、この国の技術を盗み、コピーして軍事力を増強しようとしているのが、シュバルツ一派とか、アスワド一派なんでしょう、きっと。
・しかし、この学園とか国家の、セキュリティレベルで、情報漏洩は防げないよな・・・と思ったり。