■BLOOD+06おとうさんの手s森田繁c勇徹夫d浦田保則g福島豊明

お父さんを助けに、米軍基地のヤンバルの施設に侵入して、もぬけの殻の人工翼手実験所にて遭遇する化け物たち。初回から登場する、この化け物の姿と行動が、またつまんないB級ホラーに出て来るようなイメージでなんとも魅力がないです。困った。


この回で特筆すべきは、米軍をベトナム戦争湾岸戦争などの影で、翼手の実験をしている悪い奴らとしていて、兵器の写真までつかって、あらまあってカンジ。
本当に極めて意欲的なので、是非、物語的にこの方向を突き詰めて欲しいのですが・・・


さて、地下室で突然お父さんが出てきたり、基地の秘密を探るのに、コンソールから流れる文字を追うという古い演出やっていたり、それで何となく事情がわかったり(米軍はメモリースティックをつかっているらしい)、翼手との戦闘が段取りわるかったり、脚本?演出?がガタガタなんだけど、森田さんか。おかしいなぁ。


今回ワタクシがわかったこと。
サヤが、戦う前に指をきってカタナに血を吸わせるのは、決して景気づけではなく、その血で翼手が硬化して死んじゃうかららしい。
お父さんは、米軍に回収されるやいやな、翼手のもと?を点滴され、翼手化していたので、今回はあんなに強かったみたいですな。
深手を負ったお父さんの手は、化け物の手にかわってしまいました。お父さんの懇願で、サヤは自分の血をお父さんの手から流すのです。