■機動戦士ガンダム00(セカンド) 18交錯する想いs黒田洋介c角田一樹水島精二d角田一樹キャラgしんぽたくろうメカg高瀬健一

◇6話ぐらい溜めちゃった。(以下、ヨッパライモード。)
◆この回はアレだね。もう、コントとしか思えない終盤の出撃シーン!爆笑ですよ。
死と隣り合わせの決戦への出撃にあたって、主要キャラがそれぞれの思い人をつぶやくという構成なのだけど!
「ルイス・・・・」(サジ)
「サジ・・・・」(ルイス)
「かあさん・・・・」(スミルノフ大佐の息子)
「大佐・・・・」(ソーマさん)
「マリー・・・・」(アレルヤさん)
「アニュー・・・・」(ロックオンその2さん)


◇・・・ここまではまあいい。スミルノフの息子が若干気になるがこのあとのふたりに比べたら大したことじゃない!続けて
「ベーダ・・・」(ティエリアさん)
ガンダム・・・」(セツナさん)


とくるのが、もー、おかしくておかしくて。あー、笑った、笑った。楽しかった。満足。(楽しみ方が歪んできた今日この頃ですね。申し訳ない。)


◆ところで、話は変わるけど、こんなに先を見たい気持ちが湧かないシリーズも珍しい。・・・まあ、世界設定はいいんだよ。極太のプロットも構築性があってかなりツボをつかれていて素晴らしいと思うし、メカもいいな。先日の背中のガンダムお面が小人に変型したのも超よかったし。


◇だけど、キャラクターは極めつけの定型造形で硬直していて魅力が無いし、そこから紡ぎ出される関係性も、語り尽くされた物語要素を衒いもなく使っていて、もーなんてゆうか張りぼてにしか見えないのですっ


◆わたしはここのところずーっと、貶す感想しか書けないシリーズは、感想を書かない方針できたし、シリーズ途中でダメになっちゃたなあと思っても極力良かった探しを模索するのだけど、ガンダムの冠がついていたらひとこと言いたくもなるじゃあ、ありませんか。ごめんなさいね。


水島精二監督は、鋼の錬金術師の終盤の超絶オリジナル展開で素晴らしいなあと思っていたのだけど、こうしてみるとシナリオライターの違いに依存しちゃうタイプの監督なんじゃないかしらと思ってしまう今日この頃です。


◆さて、話は、「ベーダ」奪還作戦が軸になりそうな気配だけど、第一期ではソレスタの作戦を立案し、今はイノベーターの手に落ちて世界の行方を左右するという、ベーダなるコンピュータがどれほど重要なのかということがどーも腑に落ちないよね。