■ミチコとハッチン19はがゆい遮光のバタフライs宇治田隆史c神楽坂時市安寿d鳥羽聡g堀剛史さとう陽

◇2話遅れ。
ミチコとハッチン
◆ミチコを崇拝し、ミチコに恋愛感情にも似た友情を感じていたアツコが、ミチコの危難に、ミチコを思っての思いあまっての行動をミチコに理解してもらえなくて、悲痛に想いそして慟哭する話。そして、二人の道は永遠に交わることはなかった・・・みたいな感じかしら。


◇たぶん、アツコはミチコを庇護しなくてはと感じるあぶなかっしさを感じていて、いわば保護者にも似た感情も抱いている。
そして、ヒロシは恋敵なんですね。命の危険がある死地にヒロシ恋しさに向かうミチコ。私を捨ててまで、かってミチコを捨てた男を取るのかと、私の気持ちは通じないのかと、悲痛に胸を痛めるわけです。


◆しかし、なんというか、その。私には、アツコというキャラクターがどーにも良く分からないや。その奇抜なビジュアルと、声優さんの微妙な演技も夾雑物になっている気はする。
しかし、決定的なのが、幼い頃の二人の感情の交流が、現在の感情に接続していないような気がしてしまうのですよ。過去の関係性を持ち出してくるのに、現在のアツコの感情が現在の中で空回りしているというか。


◇これは、狂犬サトシとヒロシの関係にも言えて、二人の幼なじみの関係が、現在の関係に変質する(あるいは変わらない部分)、そのいわばミッシングリングに相当するところが(意図的なのかもしれないけど)隠されていて、どーにも座りが悪いとおもっちゃった。


◆さて、サトシもシンスケに追いつめられて、話も煮詰まってきたので、これからフォローされてくるのかな?