■RD 潜脳調査室05スーマラン-item-sむとうやすゆきc&d矢萩利幸g大久保徹

◆Aパート、ハル爺にブランドモノのサングラスを贈りたいなあというミナモによる「じじい孝行の為に(少し)奮闘するプロット」と、融通の利かないロボ娘と真面目な格闘家であるミナモの兄とのイライラする会話に頭を抱えていたら、Bパートで豹変!


◇日常に闖入した「暴走する仮面の擬体」を軸に両エピソードをユーモラスに結びつけて、このシリーズの今までの中で一番面白い回になったんじゃないかしら。
かなり見応えのある格闘作画もヨカッタ。


◆しかし、これまでのところ、(この回は「メタリアル」は一切ビジュアルで表現されなかったのだけど)「メタリアルという仮想世界のある風景」よりも、「ヒトガタロボが日常の隣にいる風景」の方が遙かに魅力的に思えてしまうのが、この作品の微妙な立ち位置を象徴しているような気がしちゃった。