■BLOOD+43こころ乱れてs吉田玲子c松園公dいとがしんたろーg小村方宏治小谷杏子

ソロモンさんのサヤさんへの懸想が表面に浮上してきて面白くなるかなー、と思ったんだけど、ソロモンさんのコミュニケーション能力の著しい不足が顕わになっただけでした・・・・
もっと大人なキャラクターだと思っていたんだけど、言うなれば一方的に結婚してくれと迫る、勘違いおっさんの地位まで転落。


恋は盲目って言うけども、そういう心理的内面の力動をキチンと重ねて描いていないので、(ワタシ的には)あんまりそういう解釈をしたくない。
きっと、ここ数話で強調されてきた、生物種としての翼手とか生殖とか、そういう設定を勘案するに、これは、「翼手の生存本能」に突き動かされているに違いないと考えてみたのだけど。


一方、ディーバ陣営では、ネイサンがディーバ独占欲を吐露。アンシェルとネイサンの間にも亀裂が入り、なんだか自滅するエンドになりそうな気配も・・・・


また、デビッドの負傷に心を動かされるジュリアさんとか、この物語、登場人物の敵から味方、味方から敵とゆー移動が、組織としての恩讐を考えずに、容易に発生するような印象もあるかも。


◆◆以下メモ◆◆
・冒頭、前回さらわれたサヤが前後不覚に眠り、ベットで目を覚ました時に、電気をつけるソロモンさん。・・・・後のドアも閉まっているし、ずーっと部屋の暗がりでうっそりしていたわけじゃないでしょうね。恐いかもー。
・自分の趣味のドレスをサヤに着せたりしています。サイズはどーしたんだー、と思ってしまってはダメですかねえ。


・ディーバのビデオを見ながら、アンシェルとネイサンの対話。
「ねえ、アンシェル。子供が生まれたら・・・あなたはディーバから手を引いて。」
「なに?」
「あなたに必要なのは、ディーバ、それともその子供達からしら。・・・ワタシはディーバが欲しいわ。」


「・・・・だ・か・ら、・・邪魔するなよ。」


・ソロモンを発見して、いきなり暴力に訴えるハジ。
「サヤはわたさない・・」
「君では、サヤと未来を築くことができません。・・あるのは過去だけです。」
「いま、このときを、一瞬一瞬を、ワタシは、サヤにささげている。それは過去から変わりはしない。」


「サヤは、連れて帰る。」
「サヤは・・僕の花嫁になるのです。」
「サヤは、ワタシの全てだ。」
・・・で、どつき合い開始・・・・。うーん、三角関係?


・ソロモンは、サヤにディーバの子供について告げるのでした。
「サヤ、ディーバは、あなたの家族であった、リクの子供を宿しています。・・あなたは、ディーバとリクの子供を、・・・あなたと同じ運命を背負った子供達を、殺せるというのですか。」
殺せないだろうから、ディーバを殺すのは僕に任せてくださいってことですかねー。
・サヤは、あんまりショック受けてないみたいで、若干解せないカンジがあるかも。