■ぱにぽにだっしゅ!17天道は親なしs高山カツヒコc田所修d吉田徹gさのえり中島美子

学園祭の話で、ヘンな出し物を、ベッキーたちが巡礼して回る話。
玲さんが他の回に比べて明らかに愚かに行動しているので、なんか違うなと思っていたら、脚本は、金巻兼一さんじゃなかった。


題材が題材なだけに仕方無いとはいえ、使い古されたパターンの出しものが多くて、あんまり面白くない。
ねこかみさまの人肌ですにゃで、とうとう死体の人肌というギャグが出てきて、この辺も金巻脚本との違いかとも思ったり。
アメリカンコミック風の作画で画面の情景とちがう声を当ててみたり、梅図かずお風の恐怖の表情とかは、まあアリかな。
昔の日本映画とか、時代劇らしきリアルタッチの作画とパロディらしいセリフのあたりは、なんかついて行けないす。高山さんの趣味ですか。


あと、別に動きなど求めるアニメじゃないのはわかっているけど、今回は全編通じて殊の外動いていなかった。
いつもの背景のマネキン演出と、前の方で動いているメインキャラクターたちが、下手すると区別つかないぐらい。
場面が変わる部分で挿入されるアイキャッチ的なものもなんかみすぼらしく力が入っていない感じ。