■ネギま!?13「敵かどうかと言うことよりもマスターの邪魔かどうかが問題なのですby茶々丸」s金巻兼一c福田道生d斎藤良成g斎藤良成山村洋貴田中穣村山公輔

7話遅れ
◇あー、惜しい。、
ショートギャグを時折折り込みつつ、強引に本筋を進めようとする脚本的にも、構図に凝ったり、画面分割を多用した画面的にも、設計の仕込みはキチンと出来ているけれども、作画的な面で、ツライ回。


人物が、動かないのが最大の敗因。Bパートの宇宙戦争のミサイルとか、Aパートの襲い来る三人娘とか、それなりに動いているところはある気がしたけれども、ごく一部のそれら以外は、一枚絵に声が被さる印象が強くて、違和感を感じる場面が多かったかも。
しかも、Bパートは、最後に行くほど、絵的にキツイところが散見されて、力尽きて倒れ伏した様子が涙を誘います・・・・
これがキチンと出来ていたらカナリ楽しめたんじゃないかしら。


◇変わり果てたネギくんを巡る話を真面目に進めようというパートの構築的な画面の雰囲気や、Bパートの脈絡のない二つのショートギャグ(ササキマキエコント、宇宙戦艦コント)などが、悪くなさそうにみえるだけにもったいなかったと思いました。


話は、ネギくんの正体がクラス全員に露見し、ヘンな生き物にされた前回の続き。何者かによって異空間に誘い込まれた一同が繰り広げる無意味でカオスな状況。
あー、それにしても登場人物多すぎです。


◆◆以下メモ◆◆
・以前にも出てきた、委員長の「あなたはササキ マキエとしてダメです、ササキ マキエ失格です」とか。


・OPが変更。横に流れる画面上を、真横からのショットのデフォルメキャラがひたすら横に走ってドタバタを演じる。
(個人的印象では)スタッフクレジットの出現と消滅ばかりに演出の気持ちが行ってしまっていて、画面的に変化がすくなくて何だか淋しいなあ。